帝愛地下王国 カイジの待遇と地下経済について

漫画とアニメから地下におけるカイジや班長の待遇を考えてみる。帝愛による王国建設、ペリカ払いの給与、給料前借り、チンチロ、借金地獄、労働時間と拘束時間、危険度……、まさに圧倒的、壊滅的、破滅的搾取っ!唯一の癒しは勤労奨励オプション。

◆Kaiji 地下王国の流通品

地下における流通品、地上の価格と比べるとかなり高い。 観光名所や新幹線、航空機内で物価が高くなるように、地下でも物価が跳ね上がる。
商品焼鳥チーズちくわポテトチップスアソヒビール柿ピー
地下 若鳥焼き鳥 1パック 4本入り 7,000ペリカ 1パック 5個入り 5,000ペリカ うすしお味 1袋 3,000ペリカ 250ml 3,500ペリカ 350ml 5,000ペリカ 500ml 6,000ペリカ 柿ピー 1,000ペリカ 小袋 500ペリカ 3粒 100ペリカ
地上
小売価格 店舗によって異なります 焼き鳥 50本入り 1本 140円 4本 560円 1本 97〜237円 5本パック 281円 うすしお味 170g 12袋まとめ買い 1袋 270円 24缶まとめ買い 250ml 170円 350ml 200円 500ml 270円 柿ピー100g 102円 小袋120g/12袋 18円 3粒 ?
地下帝国の流通品 このほか、カルビー サッポロポテトつぶつぶベジタブル、メイジチョコレート 肉じゃが、プリッツ(1X00ペリカ)、クッキー、あたりめ、マルボロ(タバコ)、日本酒、缶コーヒー等 多様なニーズに応えられるよう、いろいろと取り揃えられています。 小売価格と地下価格の差 ビールは小売価格の倍近い、そのほかの商品も概ね小売価格よりだいぶ割増されています。 ただし、柿ピーについてはあまり割り増しがあるように見えません。 地下で流通する商品は、帝愛と売店側で利益が折半。 場所が場所にも関わらず、キンキンに冷やしてるほか、賞味期限などによる減耗なども考えられますので、 ぼったくりなのかどうかは、疑問です。

◆Kaiji 流通品の仕入れに関して

どんな商品においても言えることですが、 まとめ買いすればするほど安くなる(仕入れのロットを大きくすればするほど) 帝愛レベルにもなると、大きなロットで仕入れるでしょうから、 ここの挙がっている金額よりもさらに安く仕入れているのは間違いありません。

◆Kaiji 地下における経済規模について

漫画、アニメではA〜E班までが確認できており、E班が23人だったことを考えると 23人 × 5班 = 115人、115人 × 91,000ペリカ = 10,465,000ペリカ = 1,046,500円、1年で12,558,000円。 低賃金もあいまって地下の経済規模はかなり少ない。 日給が手取りの10倍、借金の棒引き や 利子の免除などをひっくるめて考えると億単位になる。 また、E班以降の班があるならさらに経済規模が増大する。
◆Kaiji ペリカ売店による物品の流通目的
帝愛自体には、小金(ペリカ)に縋って私腹を肥やそうという意図はないだろう。 金だけを見ているなら、給料(ペリカ)自体も出さない。 考えられる主な目的 1.あくまで善意、労働による疲れを取って貰って、明日も頑張って働けるようにという配慮。  労働意欲促進のための特例措置を補うオプションサービス。 2.給料(ペリカ)を払っているため、浪費させないと金(ペリカ)がだぶついてしまう。  10ペリカ1円という固定相場のため差損益はないが、  地下にペリカが貯まると物価上昇を起こしかねない。 3.地下の安定した管理に役立つ。  利益折半、班長など影響力のある一部の人間に飴を与えることで、地下の安定を図る。 4.借金の返済は1日の手取り3,500円の内2,000円。  手取りとして渡す部分を作ることで、収容年数を延ばしている可能性が微レ存。
◆Kaiji ペリカ売店による搾取構造
ペリカの儲けや一日外出券に拘れば拘るほど王の立場を磐石にする。 E班23人(内45組6人、班長組3人) 45組のピンハネ:46,000ペリカ × 6人 = 276,000ペリカ 17人分の散財:91,000ペリカ × 17人 = 1,547,000ペリカ(折半723,500ペリカ) ガス抜きのためのギャンブル:参加費300ペリカ × 参加人数(取り分不明) 売上の折半が約72万ペリカ 原価負担も半々なら班長も思ったほど儲けている訳ではない。 45組からの給料ピンハネの方が割がいいのかもしれない。 儲けに走って、チンチロ や ピンハネにまで移行したのだろう。 現実のタコ部屋業者でも、儲けが元請業者に吸われて殆ど儲からなかったらしい。 TOPに戻る:帝愛地下王国トップ
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